ユピテルが提案する、ライフスタイルを豊かにする情報コラム

東京で開催が間近に迫るスポーツの祭典。しかしコロナによる一年の延期を経てなお、未だ状況や開催の見通しは日々変化し続けている状況です。

そんなコロナの影響を大いに受けたスポーツ界ですが、各団体による最大限の感染対策により、大会は順次再開されています。ユピテルでもスポーツ文化への貢献の想いから、女子ゴルフのトーナメント「JLPGAステップ・アップ・ツアー」を長年応援しており、今年も開催されます。

そんなスポーツは、かつてのテレビで観る時代から、動画配信で視聴する時代へと変わってきています。改めてスポーツ配信の楽しみ方をおさらいしていきます。

2016年にJリーグの放送権が衛星放送から外資系スポーツコンテンツ配信企業に移行されるというニュースが流れ、多くの人々に衝撃を与えました。当時は「黒船襲来」などとセンセーショナルに伝えるメディアもあったほど。しかし、蓋を開けてみれば、動画配信ならテレビのように放送時間に合わせて帰宅する必要がなく、見逃してショックを受けることがなくなるなど、視聴者の利便性が向上したのです。

現在では、スポーツ専門の衛星放送やケーブルテレビも動画配信サービスに参入するなど、各社が工夫を凝らす状況に。プロ野球以外にも社会人野球、大学野球、高校野球などが配信されているほか、フィットネスやダンス、ヨガなど実用的なコンテンツも配信されています。

スポーツの動画配信は、有料サービスが多くのファンに支持されています。その理由の一つとして挙げられるのが、衛星放送に比べて利用料が安いこと。

有料動画配信サービスは、1ヵ月2000円程度と手頃な料金で視聴が可能です。初期には画質の問題が指摘されていましたが、フルHDを採用することで改善され、多くのサービスで大きな画面でもクリアな映像が見られるようになりました。

また、衛星放送に加入する場合は、110度CS対応デジタルテレビまたはレコーダーが必要です。しかし有料動画配信サービスなら、スマホやタブレット、そしてネットワーク環境があればすぐに視聴でき、その手軽さも支持されている理由。生中継のライブ配信のほかに、観たい時にいつでも観ることができるオンデマンド放送も多く、時間に縛られることなく視聴できることから、多様なライフスタイルにマッチします。

さらに有料動画配信サービスは、視聴できるスポーツの種類や試合数が多いことも魅力。野球やサッカー、大相撲などテレビでも中継されているスポーツはもちろん、バスケットボール、バレーボール、テニス、ボクシング、競馬など、世界中で開催されているさまざまなスポーツを観戦できます。日本では放送されることが少ないモータースポーツが配信されているのも、ファンにとっては嬉しいですね。

スポーツ配信ならではの新しい体験として、注目しておきたいのはVR(Virtual Reality)です。

VRは「仮想現実」と訳され、実際には存在しない仮想空間が、VR装置を通すことによってあたかも現実のように感じられるシステム。これまで映像データが大容量となるVRでのリアルタイム中継は難しいとされてきましたが、次世代通信規格である5Gのサービス提供開始によって、VRスポーツ中継が試験的に開始されるなど、身近になりつつあります。

VRライブの最大限のメリットは、遠方で行われるゲームであっても、スタジアムさながらの臨場感が自宅などで味わえることに尽きるでしょう。バーチャル空間では座席指定などはありませんので、V.I.P席はもちろん、プレイヤーのすぐそばからも観戦するなんてこともできます。

多視点ライブ配信と合わせれば、上空などあらゆる角度からスポーツが楽しめます。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、無観客試合や客数制限が実施されている昨今において、動画配信サービスには今後も最新技術が導入されていくでしょう。

テレビ中継されないマイナーなスポーツや、全国ネットで中継されない遠方の試合も、手軽に見ることができるのが動画配信サービス最大の魅力です。スポーツの有料動画配信が身近になり、今後はより臨場感のある映像を楽しめることが期待されています。

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ユピテルではスポーツ事業の一環として、スイングトレーナーをはじめとした最先端ゴルフ用品を開発・販売しています。また、女子ゴルフの若手選手の登竜門である「JLPGAステップアップツアー ユピテル・静岡新聞SBSレディース」に特別協賛。2021年6月18日から3日間にわたり開催され、生配信中継も行われます。静岡を舞台に繰り広げられる、次の時代を背負った選手たちの熱い戦いをお見逃しなく。