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車載カメラに意外な懸念?搭乗者のプライバシーを守る画期的なカメラとは

2022.2.7

いまや車載カメラやドライブレコーダーは無くてはならない存在です。安全を守るために多くの一般ドライバーが装備し、事故の際にドライバーを守ることにもつながることから、カーライフはもちろん、タクシーや物流会社などのビジネスにおいても必要不可欠になっています。しかし、一方では「いつも会社に見張られている」、「プライバシーを侵害している」など、トラブルの懸念を生むケースも出ています。今回は車載カメラの意外な弱点と、その解決策について解説します。

盲点だった車載カメラのプライバシー問題

ドライブレコーダー

タクシーやバスでのトラブルを防ぐため、前方から車内に向けて取り付けられた車載カメラ。また車外のトラブルを監視するドライブレコーダーにおいても、360° カメラをはじめとした一部のモデルでは車内を記録できます。ドライブレコーダーの普及は、交通事故などにおける状況の記録や確認を容易にしましたが、一方で車内のドライバーや搭乗者の顔が記録されることを好ましく思わない方が一定数いるのは事実。自家用車はもとより、「レンタカーやカーシェアに利用の記録が残される」、「社用車を運転中、常に会社に監視されている」など、プライバシー保護への懸念が一部存在しています。

車載カメラで起きたトラブルの一例として、ある著名人が事件に巻き込まれた際、直前に乗っていたタクシー車内の様子がメディアに流失するという事態が発生しました。個人情報として適切に管理されるべき乗車中の記録がテレビで公開されたことによって、タクシー会社はその著名人から提訴されることに。裁判の結果賠償金支払いが命じられるなど、記録映像を扱う側のプライバシーに対するモラルが問われる結果となりました。

他にもあるプライバシーへの懸念

ドライブレコーダー

車載カメラ、またドライブレコーダーのプライバシー事例についてもう少し見ていきましょう。

ある物流会社では、各トラックにドライブレコーダーを導入する際、現場従業員から、運転席の様子が常時記録されることに対する不信の声が上がったといいます。ドライブレコーダーの導入は、事故発生時やあおり運転など万が一に備えるためのもの。しかし同時に車載カメラとしても機能していました。ドライバーの監視が目的ではないことを従業員に伝え、理解を求めたものの、ドライバー側は運転の状況を逐次監視されるストレスやプレッシャーを別の問題として捉えていたようです。

業界では、こうしたことが原因で労使関係に影響が出ることを懸念しています。安心安全のためのドライブレコーダー設置が、従業員との関係や求人に影響を及ぼすのであれば本末転倒。近年はドライバー不足も深刻化しており、車内のプライバシー問題を労使が納得できる方法で解決する必要に迫られています。

もちろんビジネスシーンばかりではなく、一般のドライバーにとっても問題は同様です。あおり運転や盗難の抑止力になるなど、ドライブレコーダーのメリットが大きいことは周知の通り。しかし同時に同乗者の肖像権やプライバシー問題にも配慮しなければなりません。ドライブレコーダーの映像から、搭乗者の顔や、住所などの個人情報が特定されたり、他人に知られたくない人間関係やライフスタイルが知られてしまうことも考えられます。また親密な家族間においても、車内映像を含むドライブレコーダーの設置を「監視されている」と感じてしまうこともあるようです。

業界初のリアデュアルカメラが解決!プライバシーも安全も守る

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーにとって、安心・安全を守るためには、車内も含めたなるべく全方位を記録するに越したことはありません。しかし搭乗者の顔を含めたプライバシーには配慮したいところ。こうした両方の声に応えるのが、ユピテルの3カメラドライブレコーダー「Y-3000」(カー用品量販店モデル)、「Z-300」(カーディーラー専売モデル)(特設サイトはこちら)です。

その秘密は、2つのカメラを搭載した業界初のリアデュアルカメラにあります。後ろの車両の接近・あおり運転などを記録する通常のカメラに加え、「後方から」の車内カメラを新たに搭載。従来の一般的な車内カメラと異なり「後方から」車内を記録するため、車内の様子は俯瞰で確認できながらも、搭乗者を写すのは後頭部だけ。顔は映らず、個人の特定にはつながりません。これなら車内の行動も常時監視されず、プライバシーのストレスなく運転や業務に励むことができます。

また車内カメラは、車内だけでなく、サイドガラス越しに左右の状況も記録できます。脇からの無理な追い越しや、駐車中のドアパンチなども鮮明に撮影することができるので、もしもの時に安心です。


車内の監視をすることなく、あくまで交通トラブルを漏れなく監視するための、ユピテルの3カメラドライブレコーダー。ビジネスユースや個人、カーシェアなどの新しいライフスタイルも考慮し、様々な立場のドライバーにご利用いただけるよう、業界初のリアデュアルカメラがプライバシー問題もソフトに解決してくれます。

ドライバーの視点に立ってカーライフを守る

交通安全からプライバシーまで、カーライフをとりまく様々な側面をより良くしたい。そうしたプロダクトで、未来に続くモビリティを応援し続ける、それがユピテルの願いです。


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【執筆】ユピスタ編集部
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