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連れていける推し、一緒に楽しむ推し。いつも「ぬい」とともに!ぬい活で推し活

2024.2.5

カバンに小さなぬいぐるみを付けて歩いている人を見かけたことはありませんか?お気に入りの「ぬい服」を着せた「ぬい」「ちびぬい」と一緒に出掛け、ランチや名所で「ぬい撮り」を楽しむのがブームになっています。推し活のひとつ「ぬい活」の魅力と楽しみ方を解説します。

推し×ぬいぐるみで可愛いが渋滞?推しぬい・ぬい活の魅力とは

クレーンゲーム

今、推し活界隈で盛り上がりを見せているのが、「ぬい活」、つまりぬいぐるみを愛でる活動です。もちろん、これまでもテディベアはじめ、多くのぬいぐるみが世界中で愛されてきました。ぬいぐるみを愛するのは小さな女の子というのがひと昔前の定番でしたが、最近では大人になってもぬいぐるみを部屋に飾ったり、カバンに付けて持ち歩いたりする「ぬいぐるみ男子」が認知されています。

しかし、最近のぬい活で中心となっているのはアニメや漫画のキャラクター、アイドルやスポーツ選手をデフォルメしたぬいぐるみです。ただでさえ可愛いぬいぐるみというアイテムに、大好きな推しが合体することでkawaiiはさらにアップし、そのコンテンツのファンは心をがっちり掴まれました。クールなキャラクターも二頭身のぬいになった途端、いきなりキュートになるというギャップも、ファンにとってはたまらない魅力なのです。

ぬいのサイズは10センチ前後のものが多く、価格も500円〜2000円程度で、フィギュアや他のグッズに比べてリーズナブルです。ぬいは各メーカーから発売される以外に、UFOキャッチャーの景品として登場することもあり、お迎えしやすいこともブームを後押ししています。

加えてぬいには自分でカスタマイズできるという楽しみも。持ち運びやすいので一緒にお出かけしていろいろな場所で写真を撮り、タグをつけてSNSにアップするなどの推し方ができるのもぬい活ならではの魅力です。

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ぬい活の醍醐味はカスタマイズ!ぬい服はケアしやすいものを選んで

ぬい服

ぬいのカスタマイズは、購入した時点で着ている衣装とは別に、自分で衣装やグッズを作って着せ替えをすることです。こうすることで新曲の発売や演目に合わせて衣装を変えるなどの楽しみ方ができます。今は端処理が不要の生地もたくさん売られていて、カットして縫い合わせるだけ、接着剤で貼り合わせるだけで衣装やグッズが作れるので、手芸初心者でも簡単にトライできます。テディベアやキューピー人形などの一般的なぬいぐるみや人形に推しの衣装を着せ、「推しぬい」にカスタマイズするという手もあり。

また、ぬいの後ろを少しカットし、トイスケルトンというプラスチック樹脂の芯を挿入すれば、関節が自由に動かせるようになります。この工程は「骨入れ」と呼ばれますが、カスタマイズに少し慣れてきたらトライしてみるのも良いでしょう。

上級者になるとぬいを一から手作りすることにチャレンジする人もいます。型紙はインターネット上で公開されているものをダウンロードするほか、手芸店などで購入することもできます。想像力を働かせて手芸の材料ではないものを巧みに組み合わせ、工作感覚でグッズを手作りする人も。「ぬい活」「推しぬい」などでSNSを検索すれば、達人たちからヒントをもらうことができるかもしれません。

ただ、ぬいはたいてい布製なので汚れも悩みの種。推しぬいを持ち歩く人なら汚れは特に気になるものです。装飾を取り外せるようにしておき、手洗いできる生地を選んでカスタマイズすれば、きれいな状態を保ちやすくなります。

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kawaii推しぬいをもっと可愛く魅せる!ぬい撮りのコツと注意点

ぬい撮り

これまでは、推しがプリントされたラバキー・ラバスト(ラバー素材で作られたキーホルダーやストラップ)や、アクスタ(アクリル製のスタンド)が、推しと一緒にお出かけするというファンの夢を叶えてきました。特に透明感のあるアクスタは、上手に使えば外出先でまるで推しが背景に溶け込んだような写真を撮ることができるので大人気です。

一緒にお出かけするにはちょうど良いサイズ感ということもあり、カフェや公園、イベントに連れて行って撮影する「ぬい撮り」がブームになっています。ぬいがすっぽり収まる「ぬいポーチ」や「ぬいバッグ」も発売されているほどです。

ぬい撮りのコツは単にぬいぐるみが置いてあるという形ではなく、ぬい自体がそのシーンを楽しんでいるような写真にすることです。推しぬいがケーキを食べたりお花見をしたりしている、あるいはホテルのベッドでくつろいでいるようにすれば、きっと心ときめく楽しい写真に仕上がります。アクスタと組み合わせたり、スタンドを使ったりしてぬいを固定し、ぬい撮り棒などでアングルを工夫するのもおすすめです。

もちろん、撮影時にはマナーを守ることも大切です。他の人が映り込まないように気を付け、イベントの際は他の人の視界をさえぎらないようにしましょう。食事の時にぬいぐるみをテーブル上に置くことを快く思わない人もいます。連れている推しぬいを見れば誰のファンなのかは一目瞭然。マナーを守ってぬい活を楽しみたいですね。

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推しを「うちの子」に!「ぬい」で広がる推し活の楽しみ方

ぬい活を楽しんでいる人たちの中には「ぬいは仲間を呼ぶ」と言われ、何十体ものぬいに囲まれて生活している人も少なくありません。アクスタやラバキーから「推しぬい」へ。眺めるだけだった推しをもっと身近に感じることができる推し活は、ますますバラエティ豊かなものになっています。

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【執筆】ユピスタ編集部
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