マイクロ波受信用半導体
ユピテルの技術と開発体制

マイクロ波受信用半導体Yupiteru Technology
マイクロ波受信用半導体
当社のレーダー探知機に用いられている主要なマイクロ波回路用半導体は全て自社設計し製造も行っております。 半導体の製造は既に10年以上の実績があり、今までに製造した半導体数量は3000万個以上になります。

この歴史の中で蓄えられたノウハウから車輌用マイクロ波半導体として要求される温度耐性を持った高品質な部品を安定製造しています。
これにより、当社ではマイクロ波検出に特化した回路設計が可能となり、マイクロ波検出の感度においては他社の追従を許さない製品を製造することができるようになりました。 また、半導体をフリップチップ化し、小型・高密度化によって損失を最低限にすることができ、半導体自体の性能と共に、検出感度を飛躍的に高めることに成功しました。

マイクロ波という特殊な周波数帯では、民生用として入手可能な部品が少なく、値段も高価です。 これらを自社で設計・製造することで部品購入に要するコストを他の回路に投入することができ、レーダー探知 機のリーディングカンパニーにふさわしい性能や品質を確保し、安定生産することを可能としています。
SBD 走査型電子顕微鏡 50x
SBD 走査型電子顕微鏡 50x
FET 走査型電子顕微鏡 50x
FET 走査型電子顕微鏡 50x
受信技術
レーダー探知機にはマイクロ波の検出以外にも多くの無線を受信する技術が組み込まれています。 これらの無線受信には、長年の広帯域受信機設計により蓄積された技術が用いられています。 広帯域受信機においては、設定されたすべての電波の確実な受信を行うため高速な周波数切替が要求されます。

レーダー探知機の無線受信部においては単チャンネルの取締無線やカーロケ無線はもちろん53チャンネルという多くのチャンネルを持つVHF帯デジタル無線などがあります。これらすべてのチャンネルの受信漏れを防ぐため、スキャンの時間や順序を綿密に考慮し、全てのチャンネルにおいて高感度かつ取りこぼしの無い受信を実現しています。

これらの技術は長年培ってきた広帯域受信機の技術があってこそ実現できるものであり、ユピテルの基幹技術である無線技術がいかんなく発揮されています。

受信技術イメージ
受信技術イメージ
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